ミュージカル素人の僕が、「キャッツ」のダンスを踊りたくなるまで。

こんにちわ!スタッフの竹森です!
突然ですが、みなさんはミュージカルを体験したことがありますか。
僕はシナリオクラブで働くまでミュージカルといえばライオンキングくらいのド素人でした。
でも、劇団四季出身のめちゃくちゃやさしい横山先生の話を聞いて、ミュージカルの難しさや楽しさが少しずつわかってきました!!
今日はミュージカルの楽しさと、それを教えてくれた横山先生や会員さんのお話、そして僕が第6回目のミュージカルレッスン「キャッツ」に行くまでの話です。

1.横山先生の紹介

僕に(というより会員さんに)「ミュージカルは大変だけど楽しいよ」と教えてくれたのが横山先生でした。

横山清崇

東京大学文学部行動文化学科社会学専修課程
元都市銀行出身

出演作品
・コーラスライン:ラリー役、ボビー役
・ウエストサイド物語:チノ役、ニブルス役
・嵐の中の子どもたち:主演ケン役
・ミュージカル南十字星:オリジナルキャスト
・ライオンキング:ダンスアンサンブル
・エビータ:アンサンブル
・アスペクツ・オブ・ラブ:アンサンブル
・解ってたまるか!:鈴木支配人役
・Players~崖っぷちのラプソディ~:正木秀二役
・PRIDE~誰が為に:藤村憲司/星崎亮一役
2006年「鹿鳴館」の東京公演初演の際に演出助手を務め、これを契機に俳優としての活動と並行して多くの作品に演出スタッフとして携わるようになる。劇団に於いて、舞台制作・俳優の育成等を担当する「演出委員会」のメンバーに任命され、メインキャストから研究生まで、多くの俳優の指導・養成にあたり、同時に劇団運営の活動も担う。
ベテランから若手、子役に至るまで、多くの俳優たちに演技指導を行ってきた経験を持つ。的確かつ役者に分りやすい指導には定評がある。

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東大から銀行マン、そして劇団四季と、とんでもない経歴の持ち主!
しかも浅利慶太氏の演出助手、舞台やテレビでのダンサーさんとして活躍!
現在は劇団ヴォードヴィルショーの舞台に出演されたり、演出家として舞台公演を行ったり、フリーランスとしてあちこちで活躍されています。そんな横山さんにミュージカルクラスをやってくれないかとメッセージを送ったら快く承諾してくれたのがご縁の始まりです。
ちなみに僕が送ったメッセージ、本当に「初めまして」だけで途切れているので、よくブロックされなかったなと思います(笑)。

2.やってみるとミュージカルは難しい!

横山先生の話では
「ミュージカルを本気でやると、歌って、踊って、さらに歌には演劇的な要素もいれないといけません。同時に三つのことをやるので、とても難しいのです。」
確かに、踊りを覚えたら今度は歌、そして今度は演技。同時に三つの事やろうとすると、どれかがおろそかになるし、ダンスができた!と思って歌を入れたらメタメタになったりと、見てると簡単そうでも、やってみるとめちゃめちゃ大変そうなのがわかります。脳トレみたい。


なんでも、3分の楽曲を人前で見せれるようになるには、3時間くらいのレッスンを10回ほどやってようやく形になってくるらしい。大変!歌も踊りも演技もすべて完璧にこなす!!というのはハードルが高いし、ミュージカルが楽しくなくなってしまうので、楽しさを存分に味わっていきましょう、ということでスタート。

ちなみに第5回までのミュージックナンバーはこんな感じ。
第1回 コーラスライン 「ONE」
第2回 マンマミーア  「ダンシングクイーン」
第3回 コーラスライン 続「ONE」
第4回 夢からさめた夢 「愛をありがとう」
第5回 サウンドオブミュージック 「マリア」

シナリオクラブのミュージック体験は絶対に出席!!というわけではなく、いつでも気軽に来てください~。というスタイルです。続きもののレッスンではなく、なるべく一回で完結するレッスンを行っています。「休んだら、みんなが知らない振付してた」とかさみしくなっちゃう。
2時間の練習の場合、ダンスはなんとかマスターしたけど、歌までは難しいかな、となるのことが多いのですが、そこは気にしなくてOK。10回かけて作るものが、いきなり出来たら、それこそ才能の塊。ただ、続けていくと「同時に二つの事を行う、三つの事を行う」回路みたいなのが開くようなことを教えてもらいました。

3.難しいのが逆に楽しい

2時間のレッスンをすすめると、「できない振付ができるようになった」「歌詞も音程も大丈夫」みたいに自分の成長がだんだん実感できて、楽しくなっていきます。100%完璧なダンスではないけど、がんばると結果がついてくるって素敵。
横山先生曰く
「三つの事を同時にこなすのはすごく難しいのですが、少しずつできるようになっていくと嬉しいんですよ。それがミュージカルの魅力の一つです。また、振付を間違えても、歌詞が違っても別にいいんです。プロの厳しい世界ではないのです。楽しみましょう。」
と。これを象徴するように、ダンシングクイーンのミュージカル体験の時は皆さんとても楽しそう。振付もみんな思ったままに動いてて、とっても自由。僕はカメラマンをしてたけど、正直、一緒に混ざりたくなるほどみんな楽しそうでした。

ミュージカル体験した皆さんを見ると、ダンスが好き、歌が好き、演技要素が好きと、色々な方がいます。ミュージカルは歌って踊って演技する複合要素なのですが、先生の言う通り、自分のできるところからやっている方も多いです。振付も「ここの手を挙げるところだけやってみよう」みたいな気楽なイメージ。一番重要なのは楽しさなんだなって見てて感じました。
「楽しい!」
「思ったより難しいのね」
「あら、また間違えちゃった。」
「いえーい」
などの声が聞こえてきて、楽しくなっちゃいます。ダンスばかりだとずっと動きぱなしのレッスンで大変かなと思って、4回目や5回目は歌と演技のミュージカル体験を行ってみたのですが、やっぱりミュージカルはダンス、歌、演技の三つの複合なんだなと感じました。ダンスがあった時のほうが楽しそう。

4.第六回目のレッスン

僕は第一回目から第五回目まで、ミュージカル体験する姿をカメラを通して見てきました。

最初はいい笑顔を撮っているだけでよかったんですが、回を重ねると、だんだん皆さんが活き活きとしていくんです。それを楽しそうだなと思いながら指をくわえてみていました。この、見ている側とやる側には「体験した人だけが分かる何か」があり、正直羨ましいなぁと。そこで上司に、

「ぼ、僕も踊っていいですか?」

と聞くと

「いいよ」

あっさりOKをいただきました!やった!第六回目は僕も参加します!!6回目にしてミュージカルに参加できるよ!!

第六回目は再び、ダンス、歌、演劇の三つの要素を取り入れた原点に戻ります!題材は、「キャッツ」!
8月から公演が始まり、12月まで超満員のあの「キャッツ」です。

公式HPはこちら

ちなみに「キャッツ」のチケット。頑張っても全く取れませんでした。
今回は「キャッツ」のスキンプルシャンクスのワンシーンをやります、とのことです。

というわけで、当日はミュージカル体験メンバーの一人として、皆様をお待ちしております。ぜひ、動きやすい服装で来てください!

みなさんのご来場をお待ちしております。

日時 9月24日(月)秋分の日 振替休日
定員 最大30名まで
時間 13:30~16:30
場所 スタジオアムリタノース
参加費 5000円(当日お支払い)

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