2016/10/7(金)~10/30(日)
シアターコクーン
「るつぼ」
シナリオクラブ・アドバイザー青山達三さんがご出演されます!
出演は、堤真一さん、松雪泰子さん、黒木華さん、溝端淳平さんら。作はアーサー・ミラー、演出はジョナサン・マンビィ。
「パーマ屋スミレ」で南果歩さんらのお父さん役で熱演されていた青山さん。東京公演は終わりましたが、まだ地方公演はこれからです。いつも、青山さんでなきゃ!っていう演技で、作品に重さや厚みを加えてくださってて、観る舞台観る舞台、深く記憶に残ります。今度の「るつぼ」も見逃せないですね!以下はシアターコクーンのホームページより
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/16_rutsubo.html
ロイヤルシェイクスピアカンパニーが生んだ気鋭の演出家ジョナサン・マンビィが今年10月シアターコクーンに初登場します。古典から現代劇まで幅広い演目を手掛け熱い注目を集めるマンビィが「20世紀最高」と讃える戯曲が、米国の劇作家アーサー・ミラー作『るつぼ』。ピュリッツァー賞に輝く『セールスマンの死』をはじめ、社会と人間の関係を観客に考えさせる名作を残したミラーの傑作戯曲を広田敦郎の新訳にてお届けします。「るつぼ」の物語は1692年にマサチューセッツ州セイラムで起きた魔女騒動を題材に描かれています。
キリスト教の戒律に人々の欲望が絡み、無罪の者が死刑にされた実話に、ミラーは50年代の反共産主義運動に対する批判を重ねました。周囲の圧力や利害関係によって自由を奪われる者が、時代と場所を超えて存在することを思い出させます。農夫プロクター(堤真一)と道ならぬ関係に陥った美少女アビゲイル(黒木華)は、プロクターの信心深い妻エリザベス(松雪泰子)に罠を仕掛ける。悪魔祓いの権威として招かれたヘイル牧師(溝端淳平)は、次第に法廷のあり方を疑いだす…。追い詰めれた人間たちの選択を追う物語は、
愛と良心についても問いかけます。
実力派豪華キャスト陣と裁判の行方を導く“少女たち”の清冽なメンバーを迎え、現代の日本に向けた新しい「るつぼ」が誕生します。ぜひご期待ください!