昨年末になりますが、新潮社より「蜷川幸雄の仕事」というタイトルの本が発行されております。
「アングラからシェイクスピアまで、三島・寺山からギリシャ悲劇まで――32の代表作を軸に「世界のニナガワ」の軌跡を一挙に振り返る。村上春樹、カズオ・イシグロの寄稿、石橋蓮司、平幹二朗、宮沢りえ、藤原竜也らのインタビュー、蜷川実花との対談等も収載するコンプリートガイド。のべ300近くにおよぶ全演出作品年譜付。」
(新潮社ホームページより)
シナリオクラブの大恩人・蜷川幸雄さんの、これまでかかわってきたお仕事や、役者さんや、偉大なスタッフさんたちのこと、書ききれないでしょうけれど、ギュギューーーっと濃縮された本です!
初演出作品からこれまでの代表作の写真も掲載されて、蜷川ファンには胸熱な内容となっております!!!
もちろん、これまで蜷川作品最多出演の清家さん、女優さんとしては出演数トップクラスと思われる羽子田さんも載ってます!!!
現「さいたまネクストシアター」の前身といえる、「ニナガワ・スタジオ」出身の俳優さんたちのページで、今も輝かしい活躍をされている、蜷川作品を支える面々として紹介されてます。
ちなみに、このページには載ってないですが、蜷川さんの演出デビューの時からかかわっている、青山達三さんの記事や、角間進さんのお写真も、載ってます。実はこれ、清家さんが貸してくださって、今シナリオクラブにあるんです。
わたくし的には、これって、あと10倍中身が多くて、10倍の値段でも買うかもと思ってしまうほど、きれいにまとまってる(まとまり過ぎな)気も・・・
でも、皆さん、必読です!!!お値段、税別1,800円です。
青柳でした。