「NINAGAWAマクベス」のシナリオクラブ関連情報


いよいよ、9/7(月)からBunkamuraシアターコクーンで「NINAGAWAマクベス」が始まります!

上演時間は、公式サイトより、

1幕 1時間20分/休憩 20分/2幕 1時間5分/合計 2時間45分

となっていました。

あれ?こんなものでしたっけ?と思って清家さんに聞いたら、初演のときから、だいぶ本編からカットされたものを使われていたよう。ちなみに、初演は1980年。国内外でたくさん上演され、蜷川さんのお名前を広く世界に知らしめた作品。今回は1998年以来、17年振りの再演。清家さんはそのすべてにご出演だったと記憶しております。初演時は、清家さんは「魔女」だったそうです。その後、いろいろな役も演じてこられましたが、今回は再び、「魔女」とのこと!(厳密には「魔女3」。魔女は3人いるんです)

塾一久さんは「シーワード」、青山達三さんは、こちらも初演と同じ「通り抜けの老人」だそうです。35年前と同じ役を演じる、というのは、さぞかし感慨深いことでしょう。

「マクベス」と言えば、「マクベス夫人」を誰が演じるか、というのも大きな興味の一つ、となります。序盤は男勝りで気が強く、中盤は恐れと葛藤、そして終盤は正気を失い、狂い死にという、実にドラマチックな人生で、女優さんも一度は演じてみたい役の一つ、ではないでしょうか。

今回は田中裕子さん。これまで何回も蜷川さんとお仕事をされてきて、ここに来て、この時とばかりに田中さんを選んだということの意味を、劇場で見届けて来たいと思います!もちろん市村正親さんのマクベス、橋本さとしさんのバンクォー、柳楽優弥さんのマルカム、吉田鋼太郎さんのマクダフとかも、みんなみんな超楽しみーーー!!!

ところで、蜷川さんの来年のお仕事がまた決まったようです。

Bunkamuraのホームページより

シアターコクーン・オンレパートリー2016 

「元禄港歌 -千年の恋の森-」

【 作 】秋元松代 【演出】蜷川幸雄

【出演】市川猿之助、宮沢りえ、高橋一生、鈴木杏、市川猿弥、新橋耐子、段田安則 ほか

【スタッフ】 音楽:猪俣公章 劇中歌:美空ひばり 衣裳:辻村寿三郎

【東京公演】
2016年1月 Bunkamuraシアターコクーン

いやー、これも超楽しみですねーーー!!!

まったくの余談ですが、今、ドラマで「民王」っていうのをテレビ朝日でやっていまして、去年、「ロミオとジュリエット」でロミオ役を演じていた菅田将暉さんと、(モンタギュー役の塾さんのご子息だったんですよね♪)連続ドラマ常連の遠藤憲一さんとが入れ替わるストーリーなんですが、総理大臣とその息子(しかもバカがつく)がっていう斬新さ!そのお二人の演技も素晴らしいながら、総理の秘書役を演じている高橋一生さんが面白すぎて!泣きながら笑ってしまう、情緒不安定になるドラマです。その高橋一生さんをここで起用するなんて!蜷川さん、さすがトレンドをよくご存じだわあ!って尊敬しちゃいました!

シナリオクラブのアドバイザーの誰かもたぶん、いやきっと出演すると思いますので、その時はまた続報をお届けしますね!

まずは、伝説の舞台「NINAGAWAマクベス」、(わたくし観終わる瞬間が怖い、っていうくらい今からドキドキするほど楽しみなんですが)瞬間瞬間を目に焼き付け、心に刻もうではありませんか!!!

清家さん、塾さん、青山さん、出演者の皆さま、天候が不順ですので、ご体調お気をつけてお過ごしくださいますように。

青柳でした。

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