スタッフ竹森です。
平成31年4月27日、平成最後の土曜日に、「FUKUSHIMA DAY 長屋を止めるな!」というイベントに行ってきました!!
今回はそのイベントレポです!!
市原洋さん、大沢真一郎さん、長屋和彰さんの3人が上映会に駆けつけてくれました!!
結論から言うと、最高のイベントでした!!
FUKUSHIMA DAYとは?
イベントのタイトルにもなっている「FUKUSHIMA DAY」ですが、これは、2012年3月24日二公開された、長屋和彰さんが主演の、桜井亜美監督の映画で、3.11直後の作品です。
名前の通り、3.11後の福島の現状を、東京から見た主人公、将太(長屋和彰)と福島で住む家族から見た話となります。
今回のイベントは、FUKUSHIMA DAYの再上映!!
あらすじ
東日本大震災により福島第一原子力発電所で事故が起こったことに危機を感じた福島県出身の将太(長屋和彰)は、福島で生活する妹(深谷麗奈)に東京に来るよう説得を試みる。しかし、妹は地元から離れる意思がない。さらに両親は放射能問題に対する危機意識に欠けており、少しずつ家族との関係が気まずくなってしまう。
桜井亜美監督によると、「3.11は、やはり多くの人にとって、平成の大事件と呼べるもの。その中で、触れにくかった原発問題に対する無言の抗議でもあった」とのことでした。
もともとはドキュメント映画で、実際の家族に焦点を当てて撮影する予定だったそうです。
しかし取材していくうちに、ドキュメントでは撮影できなくなり、フィクションでの撮影になったとのこと。
ドキュメントとして撮影をしていた時、桜井監督は、福島に住み、経済を回し、たくましく生きる人々と、そんな福島に住む人々に対しての東京の人の「被災者」という意識の違いを感じたそうです。
そのため、作品の中にもそういった描写が反映されています。
長屋さんは、当時、この仕事をもらった時に、
「映画の仕事が来て、嬉しいという感情と、震災があったためにこの仕事があるという、なんとも言えないものがあった」と語ってくれました。
FUKUSHIMA DAYの見どころ
さて、非常に大きなテーマを秘めたこの映画ですが、今回、長屋さんに注目すると
・7年前の長屋和彰さんの演技が堪能できる!!
・カメ止めの神谷とは、全く切り口の違う長屋さんが見れる!!
・とにかく長屋さんがいっぱい出てる!!
と、見どころが盛沢山(偏ってます)な内容です!!
他にもトリビアとして、
#FUKUSHIMADAY トリビア。将太(長屋くん)の父役、佐藤貢三さんは「シン・ゴジラ」の平岡・内閣官房副長官補役で、とぼけマジメな役が抜群に合うベテラン演技派。実家の夕食・喧嘩シーンは父も息子もアドリブ満載なのに、ばっちりハマってて本物の親子みたい!ここ、見物です #長屋和彰 #佐藤貢三
— 桜井 Michelle 亜美 アンドゥラヴ (@sakuraiami) 2019年5月2日
といったような感じ!!
また、DVDについても注文しやすくなってます!!
(告知)「FUKUSHIMA DAY」のDVD通販(特典ポスカつき)、簡単なフォーマットに書き込むスタイルで注文できるようになりました! 今までのメール形式でもどちらでも大丈夫ですが、より分かりやすいので、これから申し込まれる方はぜひ! (スタッフ) https://t.co/6uQQRxa67L#FUKUSHIMA DAY #長屋和彰 pic.twitter.com/Ed2DOHkOAY
— 桜井 Michelle 亜美 アンドゥラヴ (@sakuraiami) 2019年5月2日
長屋さんのファンは、ぜひとも購入してほしい一品!!
上映会のほかにもう一つのイベント!!
実はこのイベント、FUKUSHIMA DAYの上映のほかに、”俳優、桐谷和明のトリセツ”という特別な短編舞台がありました!!
今日は3人でリハ! さすがカメ止めブラザース、めっちゃ呼吸があってるし、熱くて最高のコンビネーションでした!何より面白くしようという情熱がギラギラしてて、やるたびにぐんぐん面白さがレベルアップするのが凄い!全身から興奮の汗が噴き出すこの空気感、早く届け! #長屋和彰 #大沢真一郎 #市原洋 pic.twitter.com/csxXEby8Ak
— 桜井 Michelle 亜美 アンドゥラヴ (@sakuraiami) 2019年4月17日
短編舞台「俳優、桐谷和明のトリセツ」
事前に予告されていたものの、謎につつまれていた短編芝居。僕もドキドキしながら待っていると、登場したのはプロデューサー役として、大沢真一郎さん。
助監督役として、市原洋さん。
そして俳優、桐谷和明役こと、長屋和彰さん。
あらすじ
総製作費、10億の超巨編映画。主役を務める、桐谷和明。
ある日、映画のヒロインを務めるアイドルのナナがトイレで号泣し、「映画を降板する!!桐谷のせいだ!!」というところから物語がスタート。
ブチ切れるプロデューサー、大沢。慌てふためく助監督、市原。
頭を下げたら俳優の名折れだ。と突っぱねる桐谷!!
果たして、どうなってしまうのか!!
さて、この「俳優、桐谷和明のトリセツ」ですが、はっきり言って最高!!!
大沢真一郎さん、市原洋さん、長屋和彰さん、この三人が、カメ止めとは一味違う、最高の芝居をやってくれました!!!!
生芝居が最高!!
ブチギレモードで荒れ狂う大沢真一郎!!
「オラァ!!桐谷ぁ!!テメエのせいだろうがぁぁぁ!!」
「龍が如く」に出てきそうな感じの大沢さん!!「カメラを止めるな!」では決して見ることができなかった表情とセリフ!!!!
桐谷くんも
「ああん?テメエ、俺にそんな口きいていいのか!?」
と、今までの印象から想像がつかない荒々しい言葉遣いでの応酬!!
そして振り回される市原さん。
「いや、あの、ナナさんに電話したほうが・・・」
おろおろしながらも実は冷静な感じの演技で、二人をうまく仲裁する市原さん。
最高に楽しい、面白い!!
目の前で繰り広げられる、めちゃ引き込まれる芝居!!!!
本当に最高だ!!!!(語彙力不足)
やり終えた3人の皆さん。本当に良かった・・・!!
生舞台だからこそ、映画では見られない素晴らしいものを見せていただきました!!
FUKUSHIMA DAYイベントが記事に!!
さて、このFUKUSHIMA DAYですが、なんと日刊スポーツでも話題に!!
都内での再上映後、複数の観客から「改めて3・11を考えた」「風化させたくない」との声を受け、桜井監督は悲願の東北での初上映に踏み出そうと考え始めた。11年12月の完成披露、12年3月の上映は東京・渋谷の劇場1館のみ。同月に千代田区で行われた復興支援展覧会での上映含め、上映は都内に限られた。桜井監督は「広くたくさんの方たちに見ていただくことが何よりですが、東北の方に1番に見ていただきたかった。でも、そのチャンスがなかった。次は、母の出身地仙台で再上映したい」と力を込めた。【村上幸将】
もしかしたら、これがきっかけで、FUKUSHIMA DAYが劇場で見られる日が来るのかもしれません!!
余談
さて、ここからは余談です。
この上映会、あるファンの方の熱意から始まりました。
どれほどの熱意か、その計り知れない熱意が頑張りとなって、桜井監督に届き、大沢さん、長屋さん、市原さんの短編舞台にまでつながっていったんだなぁって。
だから、このブログが、少しでもその熱意に応えられたらいいな。そして長屋さん、市原さん、大沢さんの三人の魅力を少しでも広めることができたら嬉しいなと思っています。
大沢真一郎さん、長屋和彰さん、市原洋さん、そして桜井亜美監督。
皆さんのご活躍する姿、もっともっと見たいです!!