毎日報道されつづける新型コロナウィルス。
シナリオクラブではスタッフ、メンターだけでなく、会員さんにも体温測定、体調管理、マスクの常備、レッスンごとの空気の入れ替え、アルコール消毒など管理を徹底しています。
しかし世の中ではイベントがどんどん自粛中。
【感染防止】サンリオピューロランド、22日から3月12日まで臨時休館へhttps://t.co/S0x697cd4z
チケット購入者には全額の払い戻しを実施。再開日は3月13日を予定しているが、状況を見極めたうえで検討する。 pic.twitter.com/BJ27Wda2EQ
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 21, 2020
これは仕方ない……
日本最大級のコスプレフェス「日本橋ストリートフェスタ」が開催中止に 新型コロナの影響懸念 https://t.co/Lh2kf0PWLE @itm_nlab pic.twitter.com/5pT2zW5Vbq
— ねとらぼ (@itm_nlab) February 19, 2020
事態が収束しない限り、次々とイベント自粛していくと思います。
しかし、これらが引き起こすのは日本経済の停滞です。
日本の産業はほとんどサービス業
昔は日本経済を支えているのは製造業でしたが、近年ではサービス業です。
「平成」30 年間で最も伸長した業種、IT 産業など「広告・調査・情報サービス」帝国データバンクより
サービス業は日本の主要産業と言っていいほど。
そしてサービス業に従事するのは約2000万人。
6664万人のうち約1/3を占めているわけです。
そしてこのサービス業、人が外に出なければ、イベントが中止されていけばどんどん需要が無くなっていきます。
一部のサービス業はオンライン化できるかもしれないけど、あくまでも一部。
残りのサービス業は大打撃を受け続けるわけです・・・・。
何を以て終息なのか
東京都感染症センターによる終息の定義
「注意報」開始基準値および「警報」開始・終息基準値とは、その疾患の『定点医療機関あたり患者報告数』の数値であり、保健所単位で計算します。
例:A保健所管内の3つの定点医療機関からインフルエンザの患者33人の報告があった場合、定点医療機関あたりの報告数は「11」となります。注意報開始基準値の10を超えているため、A保健所管内では注意報レベルを超えたことになります。「30」以上になれば警報レベルとなり、「10」未満になれば警報レベルは終息します。
「注意報」は流行の発生前であれば、「今後、4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いこと」、流行の発生後であれば、「流行が継続している」と疑われることを示します。
「警報」は「大きな流行が発生または継続しつつあると疑われること」を示します。
コロナウィルスの場合、この警報や終息基準値がいまだ不明です。
実際のところ、インフルエンザより感染者が少ないわけだし、新しい病気だしと、規模がわからなければ、終息の時期もわからないのが実情。
(インフルエンザ感染者数は2月10日~16日で3万7198人。新型コロナは2月21日まででPCR検査で1522人。ただし検査できない環境というのもあります。)
そうなってくると、イベントはいつまで自粛しつづければいいのかよくわからない
これが終わりの見えない無間地獄へと続いているのです。
イベント自粛なあ…。「お金より人命が大事」ってのはもっともなんだけど、「お金がないと人が死ぬ」ってのもひとつの真理であるわけでなあ…。
— ヨッピー (@yoppymodel) February 24, 2020
事態が終息したら応援するしかない
イベントを自粛がこのままどんどん続いたら、
・本来見込んでいた売上が激減する。
・イベント準備費が丸々赤字になる
・世間が自粛ムードになり外出が減る
などなど、とにかくマイナスのスパイラルにはまっていきます。
もっと言えば、体力のない企業から次々と倒産して多くの人が路頭に迷うかもしれない。
劇団なら、公演中止になってしまうかもしれない。
主催が悲惨なことになるのかもしれない。
だからこそ、今願うのは、一刻も早い事態の終息です。
そして事態が終息した後は、ダメージを負った企業やイベント応援してあげましょう。
それが、今考える最善なのかなと思います。