スタッフ竹森です。今日は旅行もいいけど、演劇が人生に潤いを与えるよ!!というお話。
選挙前の演説で、「人生にもっと充実感を!!」というフレーズを聞きました。
「充実感=心が満たされている、満ち足りている状態」なので、ふと、どれくらいの人が人生に充実感を感じているんだろうかと思い、データを調べてみました。
7割の人が充実感を感じている
内閣府の調査によると、73.7%の人が充実感を感じているそうです。
ちなみに何をしているときに充実感を感じるかというと
家族団らん、休養、趣味、友人の4つが上位。やっぱり自分のプライベートが重要で、「仕事バリバリで充実!!」という時代ではなくなっていますね。
一方で、自由時間を何に使っているかを調べてみました。
一番時間を使っているものに、充実度が左右されているんじゃないかなと。
ほとんどが、趣味と娯楽です。次に家族のだんらんやTVの視聴など。
つまり、趣味や娯楽の充実度って、ものすごくウェイトが大きいんじゃないかなと思っています。
ちなみに、「もし時間が増えたら何がしたいか」では、どの年代でも「旅行に行きたい」がNo1です。そして次に「趣味、娯楽」
僕も行きたいです。旅行。あの非日常感や、美味しいごはんが良いんですよね。マンネリした毎日から解き放たれる解放感。
こういう青空の下でどこまでのんびり車を運転したい。
旅行に行く目的は?
旅行に行く目的ですが、JTBによると、美味しいものを求めて、日常生活からの解放、思い出作り、などの3トップ。
良いですよね、非日常感。ただし帰宅するとなんだか余計に疲れた気がすることもあるけど。
もちろん、年代別で多少はばらつきますが、女性の場合、「おいしいものを食べる」「日常生活からの解放」「思い出作り」の三つが1位か2位にランクインしてます。
さて、ここまでが前置です。
演劇をやれば人生が充実するんじゃないか説
これまでの話をまとめると、
1.充実感と趣味・娯楽の自由時間は相関関係がある。
2.自由時間が増えたら旅行に行きたい(自由時間が少ない)
3.旅行の目的は「日常からの解放」「思い出作り」「おいしいものを食べたい」
ということです。ここで僕は考えたんですが、
「旅行に行けなくとも、演劇をすれば、人生は充実するんじゃないか」説
何故なら、旅行に行きたい理由は「非日常感」「思い出」「おいしいものを食べたい」
そして、演劇で得られるのは「非日常感」「思い出」です。
時間が無くても、「非日常」に行ける演劇はコスパが良い!!そして舞台に立てば「思い出」にもなるんじゃないか!!
一体何を言っているんだこの人は・・・と思われないように一つ一つかみ砕いて説明して行きます。
演劇が持つ非日常感
演劇が持つ日常からの解放ですが、
1.自分とは全く違う役の人間を演じる
2.現代と時代や背景が違った場所が舞台
3.その結果、別の時代の別の人間を全力で演じたときの感情からの解放感
こんな感じからの 解放感なのかなと。
そして旅行がもつ日常からの解放は
1.今までやったことがないことを体験する
2.全然知らない土地に行く
3.その結果、日常からのめちゃくちゃ解放感がある
こういう形なのかなと。
もちろん旅行は、実際に行って目で見たり、肌で感じたり、五感を使っての体験と感動。それに対して、演劇は基本的に想像力の世界です。
五感では旅行に勝てないかもしれませんが、演劇に没入した時の喜怒哀楽の発散はめちゃくちゃすごい(実体験)
以前にも言ったように、日常生活では喜怒哀楽をそんなに出さないから、思う存分感情が出せる芝居って、旅行に匹敵する娯楽なんじゃないかなと考えます。
舞台公演が「思い出」になる
また思い出に関しても演劇は
・舞台に出たことが思い出になる
・公演記録が思い出になる
と考えてます。シナリオクラブだと、公演用にDVD焼きますからね。
旅行の思い出は
・体験したことが思い出となる
・体験したことを写真に残す
もちろん舞台と旅行は単純比較できないけど、両方とも一生残る思い出になるんじゃないかな!!
と、実は演劇と旅行は、楽しみ方や求めるものが近いところにあります。
なので日常からの解放を求めてるのに、「忙しくて旅行に行けない!!」って人は演劇を始めてみると面白いかもしれませんよ!!
まとめ
とまぁ、こんな感じで、旅行と演劇を比較してみたけど、やっぱり、正直な話、単純に比べられるものではないです。
旅行には旅行でしか味わえない良さがあるし、演劇は演劇でしか味わえない楽しさがあるわけです。
僕はどっちも好きですけどね。
今回のブログは、「おせちもいいけどカレーもね」の名コピーになぞらえた、「旅行もいいけど演劇もね」みたいな話です。全然なぞらえてないかもしれないけど・・・。
ただ、多くの人が「日常からの解放」「充実感」を求めているなら、演劇って大きな助けになるんじゃないかなと思っています。